上田剛&神谷麻穂 二人展 ギャラリー颯souに行ってきました。

息子さんが美大在学中より訪ねがてらアイビーでの宿泊が縁で今も年に何度も御宿泊いただき御愛顧いただいています大好きな上田ご夫妻様。今回,麻穂さんの御両親とともに御宿泊頂きました☆
息子さんの上田剛さんは美大、芸大を経ていまは高岡で銅を携わる仕事をしつつ、ご自身の作品活動をされています。奥様の神谷麻穂さんも美大の同級生で個展など活躍中。そんなお二人の”二人展”がギャラリー颯souにて6/18まで開催中とお聞きし行ってきました。（この日が来るのを楽しみにしていました！）
実直で芯のある上田さんとふわっとした自然の雰囲気が魅力的な麻穂さん、お似合いの素敵なお二人です。
ギャラリー内はお二人のオブジェなど力作の作品と一輪差しや器等のコーナーとに分かれていました。こちらは上田剛さんの作品で、金属を型に溶かして流しこむ鋳金の砂で掻きだした色鮮やかなオブジェと型の部分のオブジェ。一体でありながらも相反する印象。目に飛び込んでくる色鮮やかな和の緑色。“緑青という銅より発生する自然の色なんです”と上田さん。
御自身の背中をイメージして作った上田さんの力強い鋳物のオブジェ、深い色合いが何ともいえず味わいがありますとふわっとしたニュアンスのある色とりどりが調和している麻穂さんの壺。しばし眺めて楽しみました。




緑が美しい庭を望むお部屋にお二人の小物などが並んでいました。普段づかいで…のイメージが膨らみます。
ニュアンスのある愛らしい色が器の中に麻穂さんならではの独創が表現されていて一皿一皿に個性がありました。上田さんの“たね”の一輪差し。すっとした直線となだらかなフォルムの美しさと繊細さ、持つとずしっと銅の重みがあって２面性の魅力が小さな作品の中にも感じられました。
富山の高岡に”金属工芸工房かんか”金、土、日営業で上田さんを含めた作家さんの作品や体験等もできるそうです。機会があれば是非！
お二人のご活躍をこれからも応援しておりまーーす☆


二人展　　
上田剛　神谷麻穂
2014 6/13～6/18
open 11:00～18:00

ギャラリー　颯　　sou
金沢市田上2丁目８４番地　　　tel 076-222-8206